車中泊の電源はどうする?RVパークの100V電源の使い方とポータブル電源の容量計算
【PR】本記事にはアフィリエイト広告(EcoFlow・Jackery・BLUETTI・Dabbsson・LiTimeの各ポータブル電源メーカー)を含みます。掲載内容は当サイトの編集方針(出典主義・使用体験の捏造禁止)に基づいて作成しており、広告の有無で評価や記述を変えることはありません。
車中泊の電源の解決策は2つ——「RVパークの100V電源を使う」か「ポータブル電源を持ち込む」かです。 エンジンをかけたまま寝るのは一酸化炭素中毒のおそれや条例・マナーの問題があり選択肢になりません (詳細は「夏の車中泊は場所選びが9割」参照)。 この記事では、RVパーク電源の使い方(当日の流れ・必要な物・注意点)と、 ポータブル電源の必要容量を機器別に計算できる早見表をまとめます。
車中泊の電源、選択肢は2つ
「泊まる場所で借りる」か「持っていく」か。特徴を比べると次のとおりです。
| 項目 | RVパークの100V電源 | ポータブル電源 |
|---|---|---|
| 使える場所 | RVパーク併設の場所のみ(道の駅併設は全国39か所) | どこでも |
| 費用 | 宿泊料1泊2,000〜3,000円目安(電源込み〜+500円前後) | 本体3万〜20万円台(容量による・初期費用のみ) |
| 使える電力量 | 実質無制限(多くの施設で上限15A=1,500W) | 容量分だけ(240Wh〜2,000Wh超まで製品次第) |
| 冷房・暖房 | 使える(消費電力の大きい機器に強い) | 大容量機が必要(下の計算表参照) |
| 向いている人 | 連休の計画的な車中泊・電気毛布やクーラーを使いたい人 | 行き先を選ばず泊まりたい人・災害への備えを兼ねたい人 |
両方使い分けるのが実際の最適解です。計画的な旅はRVパーク、それ以外の日や仮眠はポータブル電源——という組み合わせを前提に、それぞれの使い方を見ていきます。
RVパークの100V電源の使い方
RVパークは認定条件に「100V電源が使えること(20A以上を推奨)」が含まれており、区画の電源ボックスから自分の車へ引き込んで使います(2026年8月時点・日本RV協会)。 キャンピングカー専用ではなく、普通車でも使えます。
当日の流れ
- チェックイン時に電源利用を申告する(電源使用料が別料金の施設あり・500円前後が多い)
- 区画の電源ボックスを開け、ブレーカーが「切」になっていることを確認してからプラグを差す
- ブレーカーを「入」にし、コードを窓やドアの隙間から車内へ引き込む
- チェックアウト時はブレーカーを切ってから抜き、コードを片付ける
必要な物
- 屋外用(防雨型)の延長コード10m前後。電源ボックスと駐車位置は数m離れることが多く、屋内用コードは雨露で危険です
- 隙間用のコード保護材やタオル。窓を数cm開けて引き込む際、コードの噛み込みと隙間風を防ぎます
- 車内用の電源タップ(複数機器を使う場合)
注意点
- 多くの施設は上限15A(1,500W)。電子レンジ・ドライヤー・電気ケトルなど1,000W級の機器を同時に使うとブレーカーが落ちます。1つずつ使うのが基本です
- 電源使用料の有無はチェックイン時に確認。宿泊料込みの施設と別料金の施設があります
- コードを伸ばしたまま車を動かさない(引きちぎり事故のもと)
RVパークの探し方・料金・予約方法は「RVパークとは?料金・使い方と道の駅併設の全39か所一覧」にまとめています。
ポータブル電源の必要容量 — 機器別の計算表
必要容量(Wh)=使う機器の消費電力(W)×使う時間(h)の合計です。 一晩(就寝8時間)を想定した機器別の目安がこちら(消費電力は一般的な製品の目安値・実際は機器のスペック表で確認してください)。
| 機器 | 消費電力の目安 | 一晩(8時間)の必要容量 | 補足 |
|---|---|---|---|
| スマホ充電(2台) | 約10〜15W | 約30Wh | 最小容量でも足りる |
| LEDランタン・照明 | 約5〜10W | 約40〜80Wh | 一晩つけても小容量で可 |
| 扇風機(USB・小型) | 約10〜30W | 約80〜240Wh | 夏の基本装備 |
| 電気毛布(弱〜中) | 約30〜60W | 約240〜480Wh | 冬の車中泊の定番 |
| 車載冷蔵庫 | 約40〜60W | 約320〜480Wh | 断続運転のため実際はやや少なめ |
| スポットクーラー・ポータブルクーラー | 約150〜300W | 約1,200〜2,400Wh | 大容量機でないと一晩持たない |
目安をまとめると、次の3段階になります。
- 〜300Wh級(3〜5万円台が中心): スマホ・照明・扇風機まで。夏の「涼しい場所+扇風機」スタイルなら足ります
- 500〜700Wh級(7〜10万円前後): 電気毛布・車載冷蔵庫まで。三季の車中泊の標準サイズ
- 1,500Wh以上(15万円〜): スポットクーラーを一晩使うならここ。重量10kg超になる点も考慮を
夏の冷房問題 — ポータブルクーラーの現実
結論: 冷房を電源なしで一晩使うのはハードルが高いです。 スポットクーラー・ポータブルクーラーの消費電力は約150〜300Wで、8時間なら1,200〜2,400Wh—— 大容量ポータブル電源が必要で、本体も電源も高額・大型になります。
現実的な優先順位は次のとおりです。
- 標高の高い場所を選ぶ(100mごとに約0.6℃低下。1,000mで約6℃涼しい=そもそも冷房が要らない環境へ)→「夏の車中泊は場所選びが9割」
- RVパークの100V電源でクーラーを使う(電力の心配なし)→「道の駅併設の全39か所一覧」
- 大容量ポータブル電源+クーラー(場所の自由と引き換えに費用と重量を負担)
ポータブル電源はどこで選ぶか
当サイトは道の駅情報が専門のため機種別の比較・レビューは行いませんが、車中泊での採用例が多い主要メーカーの公式サイトを挙げておきます (価格・在庫・セールは変動するため公式サイトでご確認ください)。
- EcoFlow(エコフロー) — 急速充電に強く、ポータブル電源からソーラーパネル・蓄電システムまで手がけるメーカー。
EcoFlow(エコフロー)公式サイト

- Jackery(ジャクリ) — 車中泊・アウトドア向けの定番メーカー。240Wh級から2,000Wh超まで容量の選択肢が広い。
Jackery公式サイトで容量ラインナップを見る

- BLUETTI(ブルーティ) — 小型から家庭のバックアップ用の大容量クラスまでラインナップが広いメーカー。
【BLUETTI JAPAN】 公式サイトはこちら

- Dabbsson(ダブソン) — 大容量クラスを中心に展開するメーカー。
大容量で持ちやすいポータブル電源!【Dabbsson_Japan】

- LiTime(リタイム) — リン酸鉄リチウム(LiFePO4)バッテリーが主力で、サブバッテリー自作派にも使われる。
メディア掲載多数LiTime製!コスパ最強クラスのLiFePO4バッテリー

選ぶ際は上の計算表で「自分が使う機器の合計Wh」を先に出し、その1.3倍程度の容量(残量の余裕分)を目安にすると失敗しません。
電源つきで泊まれる道の駅
100V電源が使えるRVパークを併設した道の駅は全国39か所あります(2026年8月時点・当サイト集計)。 地図つき一覧は「RVパークとは?」、温泉つきに絞った14か所は「温泉のある道の駅で車中泊」をご覧ください。
よくある質問
- 車中泊でエンジンをかけたまま電源を取ればいいのでは?
- 推奨できません。就寝中のアイドリングは一酸化炭素中毒のおそれがあるほか、多くの自治体の条例や施設のマナーに反します。RVパークの100V電源かポータブル電源を使ってください。
- RVパークの電源は普通車でも使えますか?
- 使えます。屋外用の延長コードで窓やドアの隙間から車内に引き込むのが一般的です。キャンピングカーのような外部電源入力口は不要です。
- ポータブル電源は何Whあれば足りますか?
- 使う機器によります。スマホ・照明・扇風機なら300Wh級、電気毛布や車載冷蔵庫を使うなら500〜700Wh級、冷房を一晩使うなら1,500Wh以上が目安です(消費電力×時間の合計×1.3倍で計算)。
- RVパークの電源でドライヤーや電子レンジは使えますか?
- 多くの施設は上限15A(1,500W)のため、1,000W級の機器は「1つずつ」なら使えます。同時に使うとブレーカーが落ちるので注意してください。
- 電源つきの道の駅はどこにありますか?
- RVパークを併設した道の駅が全国39か所あります(2026年8月時点・当サイト集計)。認定条件に100V電源が含まれるため、全か所で電源が使えます。
まとめ
車中泊の電源は「RVパークの100V」と「ポータブル電源」の使い分けが答えです。 まず上の計算表で自分に必要な容量を把握し、冷房が要る夏は標高かRVパークで解決する—— この順番で考えれば、過剰な買い物も電力切れも避けられます。 行き先選びは「RVパーク併設の道の駅39か所」からどうぞ。
出典
- RVパークの認定条件(100V電源・20A以上推奨): 一般社団法人日本RV協会「くるま旅公式サイト」(2026年8月確認)
- RVパーク併設39か所: 日本RV協会の認定一覧と国土交通省「道の駅」一覧を当サイトが突合(2026年8月時点)
- 機器の消費電力: 一般的な製品の公称値の幅を当サイトが整理した目安(個別の機器はスペック表で要確認)
- アイドリングのリスク: 詳細は夏の車中泊記事の出典参照