RVパークとは?料金・使い方と道の駅併設の全39か所一覧【2026年8月】
RVパークは、一般社団法人日本RV協会が「快適に安心して車中泊ができる場所」として認定する有料の車中泊施設です。 全国に679か所(2026年8月3日時点・日本RV協会発表)あり、料金の目安は1泊2,000〜3,000円。 道の駅では宿泊目的の利用は想定されていないのに対し、RVパークは「泊まる前提」で堂々と使えるのが最大の違いです。 この記事では、認定条件・料金・使い方と、道の駅に併設されたRVパーク全39か所の一覧(地図つき)をまとめます。
RVパークとは — 日本RV協会が認定する車中泊施設
RVパークは「車中泊してよい場所」を明確にするために日本RV協会が2012年から認定している施設制度です。 駐車場の一角に専用区画を設ける形が多く、道の駅・温泉施設・遊園地・ホテルの駐車場など運営母体はさまざまです。 キャンピングカー専用ではなく、普通車でも利用できます。
認定の条件 — 8つの基準
RVパークを名乗るには、日本RV協会が定める次の条件を満たす必要があります(2026年8月時点・くるま旅公式サイト)。
| # | 条件 |
|---|---|
| 1 | ゆったりした駐車スペース(横4m×縦7m以上を推奨) |
| 2 | 24時間利用できるトイレ |
| 3 | 100V電源が使える(20A以上を推奨) |
| 4 | 入浴施設が車で15分圏内にある |
| 5 | ゴミ処理に対応している |
| 6 | 出入りの制限がゆるやか(夜間も出入りしやすい) |
| 7 | 協会指定ロゴの看板を設置している |
| 8 | 複数日の滞在ができる |
つまり「電源・トイレ・風呂・ゴミ」という車中泊の4大課題が制度として担保されているのがRVパークです。 ただし各項目の詳細(電源の料金・ゴミの分別ルール等)は施設ごとに異なるため、利用前に施設ページの確認が必要です。
道の駅・キャンプ場・SAとの違い
「泊まってよいか」が制度上はっきりしているのはRVパークとキャンプ場だけです。比較すると次のようになります。
| 項目 | RVパーク | 道の駅 | オートキャンプ場 | 高速道路SA・PA |
|---|---|---|---|---|
| 宿泊目的の利用 | 可(制度として明確) | 想定されていない(仮眠は可) | 可 | 想定されていない(休憩施設) |
| 料金 | 1泊2,000〜3,000円が目安 | 無料(駐車場として) | 1区画3,000〜7,000円程度 | 無料 |
| 100V電源 | あり(認定条件) | 原則なし | 電源付きサイトのみ | なし |
| 火気・調理 | 原則不可(施設による) | 不可 | 可 | 不可 |
| チェックイン | 施設ごとに設定 | — | 時間厳格が多い | — |
「テントを張ってキャンプがしたい」ならキャンプ場、「車で寝るだけの拠点が欲しい」ならRVパークという使い分けが基本です。 道の駅の車中泊の考え方(国土交通省の見解)は「道の駅で車中泊はできる?」で詳しく解説しています。
料金の目安 — 1泊2,000〜3,000円、幅がある理由
RVパークの利用料は施設ごとに設定され、1泊2,000〜3,000円程度が目安です(2026年8月時点・車中泊関連メディア各社が紹介する相場)。 協会が料金を統一していないため、立地や設備で幅があります。
- 安くなる要因: 郊外立地・設備が駐車区画+電源のみ
- 高くなる要因: 温泉併設・観光地立地・ダンプステーション(汚水処理設備)あり
- 別料金になりやすいもの: 電源使用料(500円前後を加算する施設あり)・ゴミ処理・入浴料
予約前に施設ページで「基本料金に何が含まれるか」を確認するのが失敗しないコツです。
使い方 — 予約から当日までの3ステップ
1. 施設を探す
公式の検索サイト「RV-Park.jp」で、都道府県・日付・設備(電源/水道/ペット可/入浴施設)から検索できます。 道の駅に併設された施設を探すなら、下の全39か所一覧が早いです。
2. 予約する
Web予約に対応する施設はRV-Park.jpの施設ページから予約できます。Web予約ボタンのない施設は電話・メールでの直接予約です(2026年8月時点)。 無人運営の「RVパークsmart」対応施設では、事前決済とQRコードでチェックインする方式もあります。予約不要で先着順の施設も一部あります。
3. 当日利用する
チェックイン方法(受付・券売機・QR)は施設ごとに違うため、予約時の案内に従います。 ゴミは施設のルールに沿って処理し、アイドリングは控える——このあたりのマナーは道の駅の車中泊と共通です。
全国に679か所 — どこにあるか
RVパークは2026年8月3日時点で全国679か所あり、2026年6月の644か所から2か月で35か所増えるペースで拡大しています(日本RV協会発表)。 車中泊の需要増を受けて、コンビニ併設型・遊園地併設型など形態も広がっています。 最新の全施設はRV-Park.jpで検索できます。
道の駅に併設されたRVパーク全39か所【一覧・地図】
「買い物も食事も温泉もまとめて済ませたい」なら、道の駅併設のRVパークが最有力です。 当サイトの集計では、道の駅に併設されたRVパークは全国39か所、うち14か所は温泉も併設しています(2026年8月時点・日本RV協会の認定一覧と国土交通省の道の駅一覧を突合)。
ピンを押すと駅名と詳細ページへのリンクが開きます。「(温泉あり)」の駅は入浴施設まで徒歩圏です。
北海道(1か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| しらぬか恋問館 | 北海道 | — | 施設ページ |
東北(3か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| きらら289 | 福島県 | あり | 施設ページ |
| ならは | 福島県 | あり | 施設ページ |
| 猪苗代 | 福島県 | — | 施設ページ |
関東(5か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| たくみの里 | 群馬県 | — | 施設ページ |
| よしおか温泉 | 群馬県 | あり | 施設ページ |
| 尾瀬かたしな | 群馬県 | — | 施設ページ |
| 六合 | 群馬県 | あり | 施設ページ |
| 保田小学校 | 千葉県 | — | 施設ページ |
中部(6か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| ころ柿の里しか | 石川県 | あり | 施設ページ |
| のと千里浜 | 石川県 | — | 施設ページ |
| 越前おおの荒島の郷 | 福井県 | — | 施設ページ |
| にしじま和紙の里かみすきパーク | 山梨県 | — | 施設ページ |
| はくしゅう | 山梨県 | — | 施設ページ |
| 南きよさと | 山梨県 | — | 施設ページ |
近畿(3か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| パーク七里御浜 | 三重県 | — | 施設ページ |
| 飯高駅 | 三重県 | あり | 施設ページ |
| すさみ | 和歌山県 | — | 施設ページ |
中国(4か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| ごいせ仁摩 | 島根県 | — | 施設ページ |
| さくらの里きすき | 島根県 | — | 施設ページ |
| 湖畔の里福富 | 広島県 | — | 施設ページ |
| 阿武町 | 山口県 | あり | 施設ページ |
四国(6か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| たからだの里さいた | 香川県 | あり | 施設ページ |
| ふれあいパークみの | 香川県 | あり | 施設ページ |
| 清流の里ひじかわ | 愛媛県 | — | 施設ページ |
| 虹の森公園まつの | 愛媛県 | — | 施設ページ |
| 八幡浜みなっと | 愛媛県 | — | 施設ページ |
| すくも | 高知県 | — | 施設ページ |
九州・沖縄(11か所)
| 道の駅 | 都道府県 | 温泉 | RVパーク公式 |
|---|---|---|---|
| おおき | 福岡県 | — | 施設ページ |
| むなかた | 福岡県 | — | 施設ページ |
| あそ望の郷くぎの | 熊本県 | — | 施設ページ |
| ウェルネスあらお | 熊本県 | — | 施設ページ |
| きくすい | 熊本県 | あり | 施設ページ |
| 宮地岳かかしの里 | 熊本県 | — | 施設ページ |
| 錦 | 熊本県 | — | 施設ページ |
| 子守唄の里 五木 | 熊本県 | あり | 施設ページ |
| 水辺プラザかもと | 熊本県 | あり | 施設ページ |
| 東陽 | 熊本県 | あり | 施設ページ |
| 有明 | 熊本県 | あり | 施設ページ |
各駅名のリンク先(当サイトの駅ページ)に所在地の地図・施設情報・標高を載せています。 料金・予約可否は変動するため、利用前に必ず各RVパークの施設ページで最新情報を確認してください。
湯YOUパーク・くるま旅パークとの違い
日本RV協会はRVパークのほかにも車中泊関連の制度を運営しています。名前が似ていて紛らわしいので整理します(2026年8月時点)。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| RVパーク | 車中泊専用の認定施設。本記事の主題 |
| 湯YOUパーク | 温泉・入浴施設の駐車場に泊まれる提携制度(入浴利用が前提) |
| ぐるめパーク | 飲食店の駐車場に泊まれる提携制度(食事利用が前提) |
| くるま旅パーク | 上記を含む提携施設の総称として使われる呼び方 |
いずれも「施設を利用する代わりに駐車場で泊まれる」という考え方は共通で、詳細はくるま旅公式サイトで確認できます。
利用前に知っておきたい注意点
- 火気・調理は原則不可。駐車場でのバーベキュー・テント設営はできません(キャンプ場との最大の違い)
- 電源・ゴミ処理が別料金の施設があります。基本料金に何が含まれるか予約時に確認を
- チェックイン時刻は施設ごとに違います。道の駅併設の場合、売店の営業時間内しか受付できない施設もあります
- 満車リスク。区画数が数台の施設が多く、連休は早めの予約が確実です
- 冬期休業の施設があります。山岳部・降雪地は営業期間の確認を
よくある質問
- RVパークは普通車でも利用できますか?
- 利用できます。キャンピングカー専用ではなく、認定条件も車種を限定していません。ただし区画サイズ(推奨4m×7m)を超える大型車は事前に施設へ確認してください。
- RVパークの料金はいくらですか?
- 施設ごとに設定され、1泊2,000〜3,000円程度が目安です(2026年8月時点・車中泊関連メディア各社が紹介する相場)。電源使用料やゴミ処理が別料金の施設もあります。
- 予約なしでも泊まれますか?
- 施設によります。Web予約制・電話予約制・先着順が混在しているため、RV-Park.jpの施設ページで予約方法を確認してから向かうのが確実です。
- 道の駅に併設されたRVパークはいくつありますか?
- 当サイトの集計では全国39か所です(2026年8月時点・日本RV協会の認定一覧と国土交通省の道の駅一覧を突合)。うち14か所は温泉も併設しています。
- RVパークと道の駅の車中泊は何が違いますか?
- 道の駅は休憩施設で宿泊目的の利用は想定されていません(仮眠は可)。RVパークは車中泊のための有料施設で、電源・24時間トイレ・複数日滞在が制度として保証されています。
- 連泊はできますか?
- できます。「複数日の滞在ができること」が認定条件の1つです。ただし連泊数の上限は施設ごとに異なります。
まとめ
RVパークは「車中泊してよい場所」が制度として明確な、現状もっとも確実な選択肢です。 全国679か所(2026年8月時点)のうち、道の駅併設は39か所。買い物・食事・温泉と組み合わせるなら、まず上の一覧から行き先エリアの駅を探し、 施設ページで料金と予約方法を確認する——これが最短ルートです。 夏の暑さが心配なら「標高の高い道の駅ランキング」、車中泊のルール全般は「道の駅で車中泊はできる?」もあわせてどうぞ。
出典
- RVパークの定義・認定条件・関連制度: 一般社団法人日本RV協会「くるま旅公式サイト」(2026年8月確認)
- 施設数679か所: 日本RV協会発表(2026年8月3日時点)
- 道の駅併設39か所: 日本RV協会の認定一覧と国土交通省「道の駅」一覧を当サイトが突合(2026年8月時点)
- 料金の目安: 車中泊関連メディア各社が紹介する相場の概数(2026年8月時点・施設ごとに異なるため必ず各施設ページで確認を)