温泉のある道の駅で車中泊するなら|泊まれるRVパーク併設の全14駅【2026年8月】

夕暮れ。手前に駐車場、奥に湯気の上がる入浴施設が建つ

温泉のある道の駅は全国に160駅ありますが、道の駅は宿泊目的の利用が想定されていないため、「温泉つきの道の駅」がそのまま「泊まれる場所」というわけではありません(国土交通省の見解・仮眠は可)。 「温泉に入って、そのまま堂々と泊まる」を実現できるのは、温泉とRVパーク(日本RV協会認定の車中泊施設)を両方備えた道の駅——当サイトの集計で全国14駅です(2026年8月時点)。 この記事ではその14駅を地図・標高つきで一覧化し、利用の流れと注意点をまとめます。

「温泉のある道の駅」でそのまま泊まれるとは限らない

「温泉あり」と「泊まれる」の2つの円が一部だけ重なり、重なった部分が柿色に塗られたベン図
温泉があることと泊まってよいことは別です。重なる駅だけが目的にかないます。

道の駅の駐車場は24時間使える休憩施設であり、「宿泊目的の利用は基本的にご遠慮ください」というのが国土交通省の公式見解です。 運転疲れの仮眠はかまいませんが、「温泉に入って一晩過ごす」計画なら、車中泊が制度として認められた場所を選ぶ必要があります。 その代表がRVパーク——日本RV協会が認定する有料の車中泊施設で、道の駅の駐車場の一角に併設されている駅が全国に39か所あります (制度の詳細は「RVパークとは?」参照)。

つまり「温泉あり」×「RVパーク併設」の両方を満たす道の駅こそ、「入浴も宿泊も1か所で完結する」最短の答えです。

温泉×RVパーク併設の道の駅 全14駅【一覧・地図】

当サイトの集計では、温泉入浴施設とRVパークの両方を備えた道の駅は全国14駅です (2026年8月時点。温泉はWikipedia「温泉施設が併設されている道の駅一覧」とOpenStreetMap、RVパークは日本RV協会の認定一覧を国土交通省の道の駅一覧と突合)。 地域では熊本県が5駅と最多で、九州の温泉地帯に厚く分布しています。

ピンを押すと駅名・標高と詳細ページへのリンクが開きます。

道の駅都道府県標高RVパーク公式
きらら289 福島県 約539m 施設ページ
ならは 福島県 約30m 施設ページ
よしおか温泉 群馬県 約138m 施設ページ
六合 群馬県 約766m 施設ページ
ころ柿の里しか 石川県 約3m 施設ページ
飯高駅 三重県 約143m 施設ページ
阿武町 山口県 約6m 施設ページ
たからだの里さいた 香川県 約123m 施設ページ
ふれあいパークみの 香川県 約99m 施設ページ
きくすい 熊本県 約15m 施設ページ
子守唄の里 五木 熊本県 約307m 施設ページ
水辺プラザかもと 熊本県 約34m 施設ページ
東陽 熊本県 約33m 施設ページ
有明 熊本県 約12m 施設ページ

各駅名のリンク先(駅ページ)に所在地の地図と施設情報を載せています。 温泉の営業時間・定休日、RVパークの料金・予約方法は変動するため、利用前に必ず各施設の公式情報を確認してください

夏に選ぶなら「標高」もチェック

14駅のうち標高300m以上にあるのは3駅で、夏の車中泊に特に向いています (気温は標高100mごとに約0.6℃下がるとされ、六合(約766m)なら平地より4℃以上涼しい計算です)。

道の駅標高都道府県
六合 約766m 群馬県
きらら289 約539m 福島県
子守唄の里 五木 約307m 熊本県

夏の車中泊と標高の関係は「夏の車中泊は場所選びが9割」で、 標高の高い駅の全国ランキングは「標高の高い道の駅TOP50」で詳しくまとめています。

入浴だけなら160駅から選べる

「泊まるのは別の場所でよく、運転の合間に温泉だけ入りたい」なら、選択肢は一気に広がります。 温泉入浴施設のある道の駅は全国160駅——地方別の一覧は「温泉のある道の駅 全国160駅」をご覧ください。 ただし道の駅の温泉は20時前後に営業を終える施設が多く、到着が遅いと入れないことがあります。営業時間の事前確認が肝心です。

利用の流れと注意点

夜、窓から明かりのもれる入浴施設の建物を駐車場側から見たところ
湯上がりにすぐ車へ戻れるのが、併設ならではの利点です。

基本の流れ

  1. RVパークを予約する(Web・電話。予約方法は施設ごとに異なる)
  2. 明るいうちに到着し、チェックイン(受付が売店営業時間内のみの施設あり)
  3. 温泉は早めに入る(営業終了が20時前後の施設が多い)
  4. 買い物・夕食は道の駅の売店・レストランで(こちらも閉店時間に注意)

注意点

よくある質問

温泉があって車中泊もできる道の駅はどこですか?
温泉入浴施設とRVパーク(車中泊が認められた有料区画)の両方を備えた道の駅は、当サイトの集計で全国14駅です(2026年8月時点)。熊本県の5駅が最多です。
温泉のある道の駅なら車中泊してもいいのでは?
いいえ。温泉の有無にかかわらず、道の駅での宿泊目的の利用は想定されていないというのが国土交通省の見解です(仮眠は可)。泊まるならRVパーク併設駅の区画を予約してください。
RVパークの宿泊料に入浴料は含まれますか?
別料金の施設がほとんどです。宿泊料の目安1泊2,000〜3,000円に加えて、入浴料が別にかかると見込んでください(金額は施設ごとに異なります)。正確な料金は各施設の公式情報で確認を。
チェックインに間に合わないと温泉に入れませんか?
道の駅の温泉は20時前後に営業を終える施設が多く、到着が遅いと入浴できないことがあります。温泉が目的なら、明るいうちの到着を計画してください。
夏でも快適に泊まれる温泉つきの駅はありますか?
標高300m以上にある六合・きらら289・子守唄の里 五木の3駅が夏向きです。標高が高いほど夜の気温が下がり、冷房なしでも眠りやすくなります。

まとめ

「温泉に入ってそのまま泊まる」を道の駅で叶えるなら、選ぶべきは温泉×RVパーク併設の14駅です。 上の一覧から行き先エリアの駅を選び、RVパークの予約と温泉の営業時間を確認してから出発してください。 車中泊のルール全般は「道の駅で車中泊はできる?」、 RVパークの使い方は「RVパークとは?」にまとめています。

出典

  • 道の駅の車中泊に関する見解: 国土交通省(詳細は車中泊ルール記事の出典参照)
  • 温泉施設の有無: Wikipedia「温泉施設が併設されている道の駅一覧」(CC BY-SA)および © OpenStreetMap contributors(ODbL)を当サイトが集計(2026年8月時点)
  • RVパーク併設: 一般社団法人日本RV協会の認定一覧と国土交通省「道の駅」一覧を当サイトが突合(2026年8月時点)
  • 標高: 国土地理院 標高APIによる取得値を当サイトが集計(2026年8月時点)
  • 料金の目安: 車中泊関連メディア各社が紹介する相場の概数(施設ごとに異なるため必ず各施設ページで確認を)